第1回 7月15日(木)
「社寺建築の様式」
ホスト:森兼三郎
(古建築等建造物調査研究会)
飛鳥 ・ 奈良時代に仏教が伝米し、基壇の上部に柱を設賀する寿命の長い建物が伝わり、掘立柱による神社建築や竪穴式住居等に大きな影響を与えました。遣唐使の廃止後、我が国の風土や気候に順応した「和様式」が生まれ、鎌倉時代初期には「禅宗様」と「大仏様」が加わり、神仏習合による神社建築も含めて、社寺建築は現代まで発展し続けます。当日は、ハンドプックによる様式と特徴を中心に詳解します。
第2回 8月19日(木)
「徳島型気候 風土適応住宅を考える」
ホスト:島田めぐみ
(M-STYLE設計室)
地域の気候及び風土に応じた住宅であることにより、建築物省エネ法に規定された外皮性能に適合させることが困難であると認められる 「気候風土適応住宅」。地域の伝統的建築様式や住まいの作法を調査•整理することで徳島ならではの気候風土適応住宅を考えます。
第3回 9月16日(木)
柏原弘明
(株式会社カスコ代表取締役社長)
講座と実技の2段構成。近年、建築物に「粘士瓦屋根」が少なくなってきています。2002年の42.5%がピークで2017年では18.7%まで落ち込み、直近では5%ぐらいではないでしょうか?その様な状況で少しでも、若い設計士•施工者に、世界で最も古い「粘土瓦」の良さを知ってもらい、1棟でも「粘土瓦屋根」を増やすべく瓦について話します。また、 e-KENZAI(無垢フローリングECサイト)の取り組みと、取り扱う無垢フローリングの特性と施工についても説明します。
第4回 10月21日(木)
「プレカットを通して 大工のこれからを考える」
ホスト:坂本健作
(大工サカモト代表)
第5回 11月18日(木)
徳島すぎ山の杉も大きくなりました。その時々に見えてくる課題と対応。 山から川下までいかにして木が届くのか。徳島の山の現状と徳島すぎの来し方と行く末について話します。
第7回 1月20日(木)
第8回 2月17日(木)
第9回 3月17日(木)